歯周治療が非アルコール性脂肪性肝炎の病態進行を抑制する
新潟市東区の歯科医院 「くぼた歯科クリニック」 歯周病専門医の久保田健彦です。
残暑お見舞い申し上げます。
パラリンピックもあと少しで終わってしまいますね~。
義肢や義足で、精いっぱい走る選手を応援していると、わたしたちが毎日治療している 歯の欠損も「義歯」や「ブリッジ」「インプラント」で補って、機能させていることに あらためて気づかされ その大切さと 感慨を覚えます。
もちろん、歯の喪失は歯周病や虫歯を予防、早期発見治療することで防ぐことが可能なので、プラークコントロールを基本にした生活習慣改善と定期的な歯周管理が大切なのは言うまでもありません。
ところで、本日のニュースで
歯周治療が非アルコール性脂肪性肝炎の病態進行を抑制する 広島大 | WHITE CROSS
というのが出ていました。
非アルコール性脂肪性肝炎(non-alcoholic steatohepatitis;NASH)とは、アルコールや肝炎ウイルスの感染といった原因がなく、肝臓に脂肪沈着や炎症、線維化といった変化を生じる病気です。
肝がんへと進行する恐れがあるNASH(非アルコール性脂肪肝炎)の原因や治療法 | NHK健康チャンネル
歯周病も、生活習慣病の仲間で糖尿病や肥満と共にこのNASHと関係します。
コロナもお口からの感染予防が重要といわれておりますが、今回の研究からも歯周病を防ぎ治療することは全身の健康にとても影響するのだということがわかると思います。
しばらく歯科検診を受けていない、かかりつけの先生がいないなどの方は、是非一度歯周病のチェックを受けられることをオススメいたします。
歯ぐきからの出血や口臭、歯にものが挟まるなどは、危険なサインです。
歯がぐらぐらする、咬むと痛い、歯が移動してきた などの方は、早急に治療が必要です。
皆さまのご健康をお祈りしております。
くぼた歯科クリニック(新潟市東区/新潟駅)|ドクターズ・ファイル (doctorsfile.jp)
久保田 健彦 院長、久保田 千華子 副院長の独自取材記事(くぼた歯科クリニック)|ドクターズ・ファイル (doctorsfile.jp)
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これからもスタッフ一同頑張って参りますので、宜しくお願いたします。