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2021.08.31 | 未分類

歯周治療が非アルコール性脂肪性肝炎の病態進行を抑制する

新潟市東区の歯科医院 「くぼた歯科クリニック」 歯周病専門医の久保田健彦です。

残暑お見舞い申し上げます。

パラリンピックもあと少しで終わってしまいますね~。

義肢や義足で、精いっぱい走る選手を応援していると、わたしたちが毎日治療している 歯の欠損も「義歯」や「ブリッジ」「インプラント」で補って、機能させていることに あらためて気づかされ その大切さと 感慨を覚えます。

もちろん、歯の喪失は歯周病や虫歯を予防、早期発見治療することで防ぐことが可能なので、プラークコントロールを基本にした生活習慣改善と定期的な歯周管理が大切なのは言うまでもありません。

ところで、本日のニュースで

歯周治療が非アルコール性脂肪性肝炎の病態進行を抑制する 広島大 | WHITE CROSS

というのが出ていました。

非アルコール性脂肪性肝炎(non-alcoholic steatohepatitis;NASH)とは、アルコールや肝炎ウイルスの感染といった原因がなく、肝臓に脂肪沈着や炎症、線維化といった変化を生じる病気です。

肝がんへと進行する恐れがあるNASH(非アルコール性脂肪肝炎)の原因や治療法 | NHK健康チャンネル

歯周病も、生活習慣病の仲間で糖尿病や肥満と共にこのNASHと関係します。

コロナもお口からの感染予防が重要といわれておりますが、今回の研究からも歯周病を防ぎ治療することは全身の健康にとても影響するのだということがわかると思います。

しばらく歯科検診を受けていない、かかりつけの先生がいないなどの方は、是非一度歯周病のチェックを受けられることをオススメいたします。

歯ぐきからの出血や口臭、歯にものが挟まるなどは、危険なサインです。

歯がぐらぐらする、咬むと痛い、歯が移動してきた などの方は、早急に治療が必要です。

皆さまのご健康をお祈りしております。

くぼた歯科クリニック(新潟市東区/新潟駅)|ドクターズ・ファイル (doctorsfile.jp)

久保田 健彦 院長、久保田 千華子 副院長の独自取材記事(くぼた歯科クリニック)|ドクターズ・ファイル (doctorsfile.jp)

Facebook:Facebookページ

これからもスタッフ一同頑張って参りますので、宜しくお願いたします。


2021.08.05 | 未分類

暑中お見舞い申し上げます。

新潟市東区の歯科医院 「くぼた歯科クリニック」 歯周病専門医の久保田健彦です。

暑中お見舞い申し上げます。

オリンピックもあと少しで終わってしまいますね~。

暑い日が続きますが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか?

Facebook:Facebookページにも書きましたが、8月11日 水曜日 午前中は診療をいたします

お盆前に、お口の中を見て欲しいという方がおられましたらお早めにご連絡ください。

予約電話:025-271-6868  (8:30~18:00)

コロナも変異株が新潟県でも増えてきているようです。予防対応は、風邪予防と同じです。

うがい手洗いを基本にお口の中を清潔に保つようにしましょう。

熱中症もお気をつけてくださいね。水分を取りどうか無理をせずご自愛ください。

皆さまのご健康をお祈りしております。

くぼた歯科クリニック(新潟市東区/新潟駅)|ドクターズ・ファイル (doctorsfile.jp)

久保田 健彦 院長、久保田 千華子 副院長の独自取材記事(くぼた歯科クリニック)|ドクターズ・ファイル (doctorsfile.jp)

Facebook:Facebookページ

これからもスタッフ一同頑張って参りますので、宜しくお願いたします。


2021.06.12 | 未分類

Doctor’s File の取材を受けました!

新潟市東区の歯科医院 「くぼた歯科クリニック」 歯周病専門医の久保田健彦です。

先日、全国的な医療情報 Doctor’s File の取材を受けました!

くぼた歯科クリニック(新潟市東区/新潟駅)|ドクターズ・ファイル (doctorsfile.jp)

久保田 健彦 院長、久保田 千華子 副院長の独自取材記事(くぼた歯科クリニック)|ドクターズ・ファイル (doctorsfile.jp)

ホームページやFacebookページには、書いていないことも、取材の中で話しています(^^)

特に、院長、副院長の経歴・医院のコンセプトや設備など、「歯周病専門医・指導医として医療に貢献したい」という想いなど うまく伝わっていると良いのですが、、、。

これからもスタッフ一同頑張って参りますので、宜しくお願いたします。

 


2021.05.06 | 未分類

「奥歯がない人」ほど認知症になりやすい衝撃事実、1本なくなるだけでボケが始まり、ボケが進む?

新潟市東区の歯科医院 「くぼた歯科クリニック」 歯周病専門医の久保田健彦です。

コロナ禍で、大型連休でも外へ出かけることが少なくなり、精神的にも肉体的にも体調を崩す方も少なくないと心配しております。もし、しばらく歯科医院へ行っていない方は、外出を兼ねてこの機会にお口の定期検診を受けてみてはいかがでしょうか?

くぼた歯科クリニックは、これまで通り感染対策を徹底するとともに、本日より通常に診療しております。

さて、5月2日 東洋経済のニュースで「奥歯がない人」ほど認知症になりやすい衝撃事実、1本なくなるだけでボケが始まり、ボケが進む? という、患者さんにとってはショッキングな見出しのニュースが出ていました。

「奥歯がない人」ほど認知症になりやすい衝撃事実、1本なくなるだけでボケが始まり、ボケが進む – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス

記事もとの、山本先生は私の旧知の友人です。

確かに、「第一大臼歯」が無くなるとかみ砕く力は大きく減少すると言われています。少し解説すると、奥歯(臼歯)と言っても 4番目の第一小臼歯から8番目の第3大臼歯まで、上下左右に5本ずつあり、どの歯でも1本失うと40%かみ砕く力がなくなるわけではありません。よく読むと文中にもあるように、前から数えて第二小臼歯まで上下左右5本ずつあれば、20本になります。以前、日本歯科医師会では「8020運動」という、80歳で20本歯を残そう!というスローガンを掲げて、歯を守る運動をしてきました。その結果2016年の歯科疾患実態調査では、約半数の人が目標を達成するまでになりました。歯が、20本以上あると奥歯でのかみ合わせが安定して義歯が無くても最低限自分の歯だけで噛めるひとつ基準のラインです。もちろん、全32本あるに越したことは無いですが、顎の大きさなどから28本 24本でも 問題なく噛める方もおります。歯を失う最大の原因は、世界で最も患者が多い感染症とギネス認定されている「歯周病」です。歯を失うと、全身にさまざまな不調を来たし、記事にある「ぼけ・認知症」も、そのひとつです。

歯周病は予防出来る病気です!

どうか、ご自身の健康のためにも 歯周病を予防・治療して 美味しいものを不自由なく食べられる 「噛める歯」を守っていきたいですね!

久保田健彦@くぼた歯科クリニック

くぼた歯科クリニック | Facebook

新潟市東区の歯科医院|くぼた歯科クリニック (kubota-dental.net)

 

 


2021.04.03 | 未分類

院長の学術論文公開される

Efficacy of Erbium:YAG Laser for Regenerative Surgical Treatment of Peri-implantitis: Clinical, Microbiological, and Biomarker Analyses (quintpub.com)

おはようございます!新潟市東区の歯周病専門医 久保田健彦です。

大安吉日の今日嬉しいお知らせが!

院長が責任著者を務める論文が、世界的にも歯周病インプラント分野でのトップジャーナルに掲載されました!

本論文は、新潟大学大学院を中心に 朝日大学 大阪歯科大学との共同研究で、株式会社モリタ製の 歯科用エルビウム・ヤグ レーザーを、インプラントの周囲組織炎症である「インプラント周囲炎」に対して、汚染インプラント表面の除染及び肉芽組織のデブライドメントに用いて、更には骨移植を組み合わせた組織再生治療の臨床研究です。英文で書かれておりますがいずれ日本語訳も出ると思います(^^)。

このような臨床研究には、研究の計画段階から 各大学での倫理委員会の申請、UMINなど臨床研究の登録から始まり、多大な費用と時間がかかります。この研究も5年以上の歳月を費やしました。関係各位に感謝すると共に、本研究成果が世界の科学者、研究者はもとより臨床家に役立つことを願っております。